うどん、そうめんなど小麦粉と塩水・水で作る麺を提供するお店を身銭を切って探訪し、その一皿をのんびりとブログで紹介させていただきます。
場の空気を読まず、決まって天ざるうどん(あるいは冷かけ、冷・ぶっかけ)を注文する紀行文です。
昭和35年~昭和45年までの間に各地域に定着していた家庭料理としてのそば・うどん・粉物のレシピをまとめた「全集伝え継ぐ日本の家庭料理 4 そば・うどん・粉もの」が発売されています。
掲載されている出来上がりの写真は、それぞれの地域の文化ともいえるエピソードが感じられるとともに、家庭的な懐かしさが沸いてきて、読んでいると作ってみたくなる一冊です。
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☑ 昭和35年~昭和45年までに各地域に定着していた家庭料理としてのうどん29品のレシピがまとめられています。
☑ うどん以外にもそばやそうめん、すいとん・だんご汁と、その他の麺・粉物のレシピも掲載されています。
☑ ハードカバーの製本以外に同じ内容の「別冊うかたま」シリーズもあります。
今年の5月に発行された既刊、吉村正徳著「五島うどんの御力 - 日本最古説を追って」を取り上げてみたいと思います。
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☑ 五島うどんにハマった方が、歴史やルーツ、また製法について書いた本です。
☑ 様々な著者による随想も収録された本です。
たまにはうどんの新刊・雑誌も取り上げてみたいと思います。
今回は加藤休ミ作「うどんできた!」(福音館書店 幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)です。
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☑ 子供と手打ちうどんを作る様子が描かれた3才~5才向けの絵本です。
☑ 巻末にレシピが掲載されています。
全国各地の小麦粉を取り寄せて制作した手打ちうどんをブログで紹介します。
料理ができない著者が、美味しいうどんを自宅で食べるためだけに、つまづき学んだ調理全般に関する事柄などもブログや個別のページで紹介します。
(準備中)
「いつものうどん」と聞いて、そう、誰にも思い浮かううどんがあると思います。
麺処でいただいたうどん、カップ麺のうどん、冷凍うどん・・・等々。
「小さい頃のうどん」という言葉で、どんなおうどんを思い浮かべるでしょうか?
「美味しいうどん」という言葉で、どんなおうどんを思い浮かべるでしょうか?
出汁が美味しいかけうどんでしょうか。
舞茸やゴボウの天ぷらが美味しいざるうどんでしょうか。
おばあちゃんが作ってくれたたくさんの野菜がある味噌煮込みでしょうか。
それとも、うどん教室で子供と作った手打ちうどんでしょうか。
思い描いたおうどんは自分の好みにあった衝撃的な美味しさだったでしょうか?
知っているその場にはなく、知らないところにこそあるもの。
そして、知らないからこそ求めることができないもの。
皆さんにとってのそんなおうどんが見つかりますようにと祈りながら、おうどんを伝えていきたいと思います。